失恋ショコラティエ

 

爽太にえれな、オリヴィエにまつり、それぞれに片恋に苦しむ4人だが、ちょっと見方を変えて、自分を好きになってくれる人を受け入れてしまえば、楽になれるという大人のずるさ、強かさがなく、とても一途に一人の人を想い続けているのが、少女マンガらしく、読んでいて切なくなる。

 

しかし、このマンガのすごい所は、要所要所にビシっと楔を打つかのように、現実を思い知らせてくれるような台詞の数々にあると思う。例えば、まつりに告白するというオリヴィエに対して、爽太がお前ならもっとすごい女と出会えるよと言い、オリヴィエが、たとえどんなお金持ちでも美男美女でもどんなあこがれがあっても出会えた人としか恋は出来ないよ、と冷静に返事をする、このシーンだ。恋に溺れていても、冷静に自分を、周りを見つめて現実を認識出来るキャラクラー。それはオリヴィエに限らず爽太然り、えれな然りだ。そして、実は一番現実を実感して苦い思いを味わっているのは、サエコなのではないかと思う。高校時代からイケメンをとっかえひっかえ恋人にしてきた、男にとっての女の魅力を十二分に理解し、利用してきた恋の勝者である筈のサエコが、結婚して初めての挫折を味わっている。夫と上手く行かず、爽太を誘惑しようとするも意図が伝わらず、と薫子の目から見れば悪女そのものであるサエコですら、恋に翻弄されて思うようにならない人生を生きている。みんな、切ない片恋を現実と共存させながら、不器用に貫いている姿がとても愛おしくて、それぞれの恋を応援したくなってしまう。全員が幸せになれる道はないかと。

 

 

 

スマホで漫画!オススメコミック

 

 

ただの恋愛少女漫画ではない。

 

人間群像劇が面白く、生み出される数々のスイーツにも涎が出そうな程で、何通りもの楽しみ方の出来る、読み返して新たな発見のあったりする漫画だと思う。

 

相変わらず爽太と紗絵子の関係は爽太の妄想の世界でしか進展しないが、爽太とエレナの関係は微妙な変化があるようだし、紗絵子の夫との関係も紗絵子を成長させる誘引となり、今後の展開に期待出来そうだ。オリヴィエはまつりを攻め落とすも寂しさを抱えたままで、もんもんと悩んでいた薫子に訪れた恋の機会?と思われた関谷とのデートはタイミングが合わず失敗に。誰も彼もが当たって砕けたり、当たらず砕けたり、砕けるのが嫌でぬるま湯に浸っていたり、と人間同士の付き合いはこうも上手くいかないものかと歯がゆくなる。

 

そんな中では唯一のコメディ路線の六道氏の存在が微笑ましくて楽しい。自分の世界を広げるよう、新しい人脈を作れ、と格好いい正論を吐く彼だが、不思議とステキというよりもカワイイと思えるキャラクターなのは、爽太に恋するオジサン振りを余す所なく披露してくれているからだろう。個人的にはこのオジサンの登場回数をもっと増やし、薫子のお喋り攻撃の隙を縫って、関谷が言いたいことが言えるような展開になってくれると嬉しい。オリヴィエの言う通り、若く、かわいくいられる時間はどんどん過ぎていくものだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公爽太が本格的に恋の駆け引きを始める

 

 

 

不慣れな駆け引きにどこまで引いていいのか一人悩む爽太

 

 

 

つられるように周りの恋も動き出す

 

 

 

 

 

 

 

一人一人の一挙手一動筋が通っていて

 

 

 

何よりリアル

 

 

 

 

 

 

 

もうお持ちの方も購入予定の方も

 

 

 

私としては妖精や小悪魔のようなサエコさんの気持ちを探って

 

 

 

二度目を読んでみることをお勧めします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この話は、普通の少女漫画とは一風変わったストーリー。一見ごく普通、なのに学年一のイケメンを次々食い散らかして最終的にごく普通の男とアッサリ結婚した女「サエコ」に異常なまでに惚れこんだ主人公が、チョコレート好きのサエコを落とすためにショコラティエになる。

 

 

 

 この話の特に面白いところは、主人公がサエコをおとそうと画策し腹黒くなっていくところと、主人公の怖さと気持ち悪さ()

 

 サエコが結婚をする話を聞いた後ニページに渡り硬直したり、「もしも生まれ変わるなら彼女の赤血球になりたい」と考えたり。そんな一歩間違えればストーカーになりかねない主人公。

 

 

 

 そしてサエコサエコで怖い。店内で忙しくて自分に構わない主人公に対して、わざと傘を忘れる。その時に届けたのが主人公じゃなかった時の、ゾッとするような真顔。どこまで打算的に動いているのか解りません。

 

 

 

 しかし、そんな二人の恋の駆け引きが最高に面白い。

 

 普通の恋愛漫画なら大体は初めに出てきた男女二人が最終的に結ばれますが、この二人の行く末は全く読めないのも良いです。

 

 

 

 

 

ノラガミ

 

久々にものすごいマンガに出会いました。

 

ジャンルとしては現代を舞台にした和風ファンタジーとでもいえばいいのでしょうか。

 

アクション要素あり、ギャグ要素あり、シリアス要素ありと盛りだくさんの内容となっていています。

 

 

 

個人的な解釈ですが本作のメインテーマは「命」だと思います。

 

主人公の夜トは普段の性格はガサツで気分屋でヘタレなのですが「死にたい」といった人に対してキレたり、自殺する人間に対しては「死にたい奴は死ねばいい」・「救いようがない」など冷淡で非情な言葉が出てくることもありますがそれは生きたくても生きられなった人間をたくさん見てきたために発せられた言葉であったりします。

 

普段、ちょっとしたことで「死にたい」と言ったりする人、自殺する人も多い現代ですが安易に「死にたい」などと言葉にすることがどれだけ故人に対して無礼で自分勝手なことなのか…

 

 

 

本作の主人公である夜トは黒いジャージ姿で、首に手拭いをまくという服装でとても神には見えない神であり神と言っても八百万の神の中でも末端の末端の存在で超マイナーな神なのですが武神で意外と強かったりします。

 

かなり個性的なキャラクターだと思います。

 

神を題材にした作品は多くありますがジャージ姿でさらに携帯を使いこなしツイッターもする神というのはなかなか珍しいと思います。

 

 

 

絵もとても綺麗で話もテンポよく進むのでとても読みやすいです。

 

純粋にエンターテインメントとしても楽しめますがじっくり読んでみると意外と考えさせられるような物語にもなっています。

 

 

 

 

これからの可能性を感じさせられます。

 

 

 

ここで登場する「神」様は、ダメ神で、最低レベルの落ちこぼれ。

 

忠実であるべき「伴器」(まだ穢れを受けていない、此岸と彼岸の狭間に漂う霊で「神」に仕え、神が悪霊と戦うときの武器になるもの)からさえ見放されてしまう、ダメ神です。

 

 

 

神様が、落ちこぼれの人間から見ても頼りなく、冴えない男というのがミソです。

 

ちなみにこの神さまは携帯の番号をあちこちに書いて仕事募集をしています。

 

若いのですが、むさ苦しく、気ままで「伴器」からも嫌われるような男なんですね。

 

 

 

この神様は、あちこちに仕事募集中の落書きをしていますがなかなかまともな仕事にありつけません。

 

依頼人も神様相当なんでしょうか。

 

彼の夢は仕事の報酬である5円を貯めていって、交通至便なところに豪華な社を建てることなのですが、

 

とてもじゃないけれどお布施がいただけるような仕事はまいこんできません。

 

 

 

第1話は導入で、本体につながっていきません。

 

ダメ神の「夜ト」がそれまでの「伴器」から見放されて途方に暮れる状況を作っています。

 

 

 

第2話から本体は始まって、ここで、中途半端に生き霊になってしまう「ひより」という女の子と出会い、

 

更に第3話で、新たな伴器となる男の子が登場し、いよいよ物語が動き始めるというところで第1巻は終了。

 

 

 

ノラガミということで神様が一応主人公ですが、

 

神様×ひより×伴器、の三つどもえの絡み合いがメインです。

 

コミカルで時折ほろりとする、そんな展開になっていくのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

『アライブ-最終進化的少年-』の作画担当、あだちとかさんの漫画です。月マガで連載されていて、コミックも買ってますけどそっちも毎月楽しく読んでます。

 

 

 

神を名乗る(絶賛売りだし中の神)ジャージの不審な男・夜トと、彼と関わったことで生活が、というか人生が、変わった女の子・ひよりの話。

 

 

 

時にコメディで、時に人情?ホッとするような場面も。

 

 

 

ありがちなお悩み解決!的一話完結形式ではないところがお気に入りです。

 

 

 

これもジャケ買いっていうんでしょうか?表紙だけ見ても気になってしまいそうな第1巻。発売を心待ちにして購入しました。

 

 

 

本当に絵の上手な方ですよね。女の人には特に読みやすいのではないかと。

 

 

 

ちなみに二人は神様と人間なんで、恋とかには発展していかないんでしょうかね?少年漫画なんで、その辺りはあまり気にはしていませんが、すでに連載の方では色々ほのめかされていますので、そのあたりも含めて先もかなり楽しみです。

 

 

 

これからどうなっていくのか、期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作『アライブ』から引き継いだアートワークと独特な世界観の融合により素晴らしい漫画がようやく誕生した。再び掲げる命というテーマを重すぎもせず軽すぎもせず巧く表現している点からして、あだちとか先生の更なる躍進が期待できるところだ。『アライブ』完結後に急逝した原作の河島正先生が最後の作品に選んだテーマが命だった。そのテーマの続きをあだちとか先生なりに改めて考えてみたのがそのまま『ノラガミ』なのかもしれない。この作品でも先生は再び個性的なキャラクター、独特なファンタジー世界観、迫力あるアクションシーンで面白い展開を魅せる。物語は全く違うけれど『アライブ』の馴染みが垣間見えて懐かしい。この懐かしさにも亡き河島正先生への尊敬の念が込められているように思われる。昨今の少年漫画と比べて異質なテンションを保ちつつ新感覚の感動をくれる両作品。『ノラガミ』もさることながら『アライブ』を知らない人は是非一度読んでみていただきたい。もちろん『ノラガミ』から読み始めるのも構わないと思う。夜トを初め様々なキャラクターと出会って、不思議な温もりを感じることができるかもしれない。

 

オススメのコミックはここから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒子のバスケ

 

黒子テツヤは主人公のはずなのに、存在感があんまり「主人公」していません。火神に自ら「影」と言ったくらいだから、そうなのかなと。

 

黒子の周りのキャラクターは個性的だしデカイ(バスケ漫画だから)し

 

かなり強烈です。

 

バスケ部のカントクが女子高生という設定も面白いし、

 

何よりも黒子自身の存在感の薄さを利用して

 

いつのまにかボールを取ってあっという間のパス。

 

バスケに詳しくないけれど、少しづつルールも学べたりと

 

バスケ素人でも楽しく、熱く読める漫画です。

 

現在は18巻まで出ています。

 

作者の1巻から、どんどん絵がうまくなっていく過程とか

 

バスケットシーンの迫力がだんだん増していっています。

 

中高生の読者さんだったら、体育や部活で思わず

 

真似している人もいそうですね。

 

 

 

 

 

俺はこの漫画かなり好きです!キャラの技(特技?)がいろいろあるし敵味方両方に魅力的なキャラがいるので見てて楽しいです! 他のレビューで書いてるように現実ではありえない技がかなり出てきますがあくまでも漫画ですからそれはそれでアリだと思います。確かにリアルに書いてる漫画にも面白い作品はあります。でも少年漫画にそんなにリアルばかりを求めるのもどうかと思いますしこういう現実では出来ないプレーを楽しむのも漫画の醍醐味じゃないですかね。まあ好き嫌いはそれぞれあると思いますけど最近のジャンプのスポーツ漫画ではかなり好きですね(*^o^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケを本気でしていたひとはこの漫画は好きじゃない、ような。

 

 

 

結論から言わせていただくと、元バスケ部でバスケ大好きなわたしはこの漫画が好きです。

 

 

 

もちろんスラムダンクあひるの空も持ってますし大好きです。

 

 

 

それでも黒子のバスケを胸をはってお勧めできます!

 

 

 

そもそも他の漫画と比べたいなら買わなきゃいいです。

 

 

 

どんな漫画か、裏表紙の説明くらい読めばなんとなく分かりますよ。

 

 

 

よく知りもしないで迂闊に手を出し、

 

 

 

あげく自分の好みじゃないからって文句つけないで欲しいです。

 

 

 

今までのバスケ漫画とは少しちがう新しい感じがわたしは好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポーツ漫画に「プレーを描く」ことを求める方からは、おそらく評価が低いであろう作品だと言うことは最初に述べておきます。

 

だけど、奇抜な設定の反面、スポーツの本質を非常にストレートに突いた作品だと思います。

 

スポーツの中に流れる人間関係や精神性を重視してスポーツものを読む方には非常にお勧めできます。

 

ただし、「キセキの世代」や現実味の薄いプレースタイルなどの、いわゆる「ファンタジー性」を容認できるor捨象できることが条件ですが。

 

これらの設定自体は、スポーツの精神性というテーマを描くだけでは欠ける可能性のあるエンタメ性を盛り込むと言う点で評価できるんですけどね。

 

影の薄い主人公――他のプレイヤーを立てることにその存在意義がある主人公・黒子。

 

ここで出て来るのは、チームスポーツにおける個人主義の否定です。

 

このテーマだけであっても、ベッタベタに描いて、それなりの作品になる、それだけのいいテーマの象徴と言える主人公です。

 

けれど、ここ最近、作者は「他者依存の否定」についても盛り込んで来ているように思います。

 

チームメートとの関係、勝利、自己実現・・・スポーツが持つあらゆる要素のバランスはどこにあるのか。

 

いかにも漫画チックな設定の中で、作者が本当に描きたいのは、スポーツが持つこれらの精神性だと感じました。

 

これらのテーマを描くのに、この作品の設定がベストだとは言えないでしょう。

 

けれども、「個人主義否定」に収まらず、スポーツをすることで直面するあらゆる精神的課題に真っ向から向き合おうとする姿勢には感服しました。

 

それらを重くせずにエンタテインメント性を持たせながら展開させようという努力も買いたいです。

 

 おすすめコミックはここから

 

 

 

進撃の巨人

 

絵が上手くないとか細部の熟練度がどうとか、重箱の隅をつつくような評価をくれてる奴ら。

 

そんな意見、正面からぶつかって粉砕できるパワーがこの作品にはある。

 

たしかに異常なまでの周囲の期待度と、いき過ぎな宣伝はあると思う。しかし、それはこの作者と作品を正当に評価する材料にはならないでしょう。

 

未完の大器な主人公、それを支える健気で純朴なヒロイン、ぶつかりながらも互いに成長する仲間達。

 

どれをとっても王道の少年漫画。

 

そこに投げ込まれた異形の「巨人」という設定。

 

しかもこの作者はそこまで熱い設定と世界観で固めた自分の世界を「俯瞰」で見る客観性も持ち合わせている。

 

シリアスのみで完結させない貪欲さも感じるし、それが物語のシリアスさに良いコントラストを与えている。

 

明らかに異質です。これまでのどの作品にもない独自性を感じます。

 

画力や構成力の未達部分はむしろこの作者の魅力です。

 

だってあの絵柄での巨人の恐ろしさは、文字通り筆舌に尽くしがたいです。

 

あれがキレイにトリートメントされた画風でなくてほんとに良かった。

 

あれがベストです。これは偶然ですが、あの絵柄が良いんです、あれが良いんです。

 

 

 

 

 

ガンツとかエヴァンゲリオンのような類の話でこの手の内容は正直、少し食傷気味だったのでこの漫画は敬遠していたのですが、

 

一通り、読みたい作品を読破してしまっている状況だったので読んでみることに・・・

 

11巻まで一気に呼んだ感想としてはかなり衝撃的で面白かったです。

 

巨大生物と戦う人間という設定は上に挙げた作品を筆頭に散々やりつくされている題材なので、目新しさはないですが、

 

登場人物それぞれのキャラがたっていて、特に訓練生104期生の仲間たちの助け合い、掛け合い、これからの進路を選ぶ様には

 

学園ドラマのような要素が込められており、感動させられます。

 

また、それぞれの登場人物に不明点が多くあり、それが物語の核心部分に繋がっていくようなミステリー要素もあるのでその点もグイグイ引き込まれますね。

 

20世紀少年とガンツを合わせたような作風に若者の青春群像ものを織り交ぜたような感じでしょうか?

 

一言では言い表せない様々な要素がつまったとても面白い作品だなと思いました。まだまだ、面白い漫画があるものですねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐんぐん引き込まれる世界観、ストーリィ、登場人物の感情表現の細かさ。

 

 

 

気分が悪くなるくらいにグロテスクだけど妙にリアリティある巨人の食事シーン。

 

 

 

なんかよく分からないけど格好いい兵士の移動武器。手に汗握って読みました。

 

 

 

レンタルではなく購入して手元に漫画を置いたのは5年ぶりくらいです、本当に面白かった。

 

 

 

キャラの顔は確かに見分けずらかったりもしますが、

 

 

 

表情の移り変わり、目の動きなどは鳥肌が立ったし

 

 

 

じわじわ染みるような台詞使いも印象的。たまにあるブラックジョークもワンテンポ遅れて吹き出します(なんだかシュールすぎて…)。

 

 

 

絵が下手なんて微塵も感じませんでした。

 

 

 

生にしがみついたり絶望に諦めたり、登場人物の必死さがすごく伝わってきます。

 

 

 

こういう生々しい漫画、私はまだ読んだことありませんでした。

 

 

 

こちらではかなり厳しいレビューが多いんですね。

 

 

 

多分これらレビューを見ていたらこの漫画は読まなかった。

 

 

 

面白い面白くないと感じるのはもちろん人それぞれですが、

 

 

 

今回ばかりは人の意見を参考にしようとしなくて良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわゆる中二病的設定(都合のいい主観的妄想が過ぎる)についていけない思いも何度かありましたが、トータルに読んでみてなかなかにおもしろい作品です。

 

 

 

すでに知っている内容の巻も、アニメと時系列が異なる点で読みごたえがありました。

 

 

 

ドラマティックで展開も早く、独特の世界観にぐいぐいと読者を引き込む魅力、迫力があります。

 

 

 

巨人を何かのメタファーと捉えてみたり、各キャラクターの視点で物語を再考察することもできる奥行きの深さもあり、飽きさせません。

 

 

 

過大評価されているというレビューがありますが、逆にこういう独創的かつ冒険的な作品が評価されない世の中だったら寂しいです。

 

 

 

矛盾点に細かく拘って架空の物語にのめり込めない人が多くなるのも悲しいですね。

 

 

 

巨人が出てくる時点で、荒唐無稽な世界の話だとわかっているはずです。しかも少年向けのマンガです。

 

 

 

そこに絵や設定の完璧な整合性や現実性を求めるのはどうでしょうか。

 

 

 

やたら日常的にこじんまりまとまっている、またはダラダラと長い、どこかで見たようなものの焼き直し、アニメ・ゲーム・ドラマ・商品化を狙ったかのようなキャラやワザを作る・・・そんなマンガが多い昨今、作者からこう描きたいという想いがバシバシ伝わってくる表現力の方に注目し評価したいですね

 

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ディーふらぐ

 

表紙のインパクトが非情に大きい六巻です。

 

ディーふらぐ読んでいる人ならまず、「誰?新キャラ?怖!!」って思うはずです。

 

自分は正直ちょっと引きました。

 

クッシー先輩の愛称で呼ばれ、立ち位置も脇役です(たぶん)

 

しかし見ての通りの顔をしているので大変キャラが濃く、尚且つ可愛いキャラです(←ここ重要)。

 

ギャグ漫画なので女の子キャラはみなクセがあります。

 

ゲーム制作部(仮)のメンバーはもちろん、高尾さんも色々とハイスペックの持ち主で、純正(?)な女の子キャラは船堀さんくらいだったんですがここにクッシー先輩が含まれました。

 

漫画内で、「強面の割に可愛い一面が多くて男子に人気」と言ってますが、実際読んでいる内に可愛く見えてくる不思議。

 

メインキャラになって欲しいくらいです。

 

内容も相変わらず(良い意味で)ハチャメチャで飽きないです。

 

 

 

 

 

えぇ!?この顔が怖い人だれ?一冊読み飛ばしたかな?

 

と思われるかもしれませんが大丈夫です新キャラです。

 

ギャグ分もラブコメ分(高尾さん分)も申し分ない一冊となっています。

 

これまでの常連さんなら買いだと思います!

 

個人的には「ジュリア・ロバーツ似のお母さん こんにちは!!」がツボです。

 

 

 

 

 

 

 

 

春野友矢氏の同人誌やアンソロジーの頃からギャグのキレに魅了されていたファンです。

 

 

 

本誌もテンポの良いギャグとツッコミの応酬、その間に挟まれる間、と言ったテンションの乱高下に終始爆笑させられっぱなしでした。

 

 

 

キャラも変なのばっかりでいいですね。男連中もっと出番増やしてほしいです。

 

 

 

でも主人公側の女子4人のうち、2人が空気なのがなんとも。これからの展開に期待。

 

 

 

ハルトモ先生のギャグはツボに入ると中毒になるので、最近面白いギャグ漫画読んでないなーって人は是非お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同人誌やアンソロ等で知っている人も多いかと思われる

 

春野友矢さんのデビュー本

 

勢いとキレのよいギャグが畳みかかる展開は

 

同人誌から商業誌へプラットフォームを移しても不変のようです。

 

良い意味でも変な?意味でも

 

テンションの高いギャグマンがを読みたい方には是非。

 

一旦ツボにはまると、中毒性がある作者さんですが

 

まったくの初見の人を取り込めるかが今後の鍵

 

あと部員のなかに「現時点で数合わせっぽい空気」なキャラが

 

今後の展開でどういじられるかに期待

 

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永遠の0

 

第二次世界大戦真珠湾攻撃から終戦までを、海軍とゼロ戦の戦いを中心に、最後は特攻隊に所属した主人公、宮部久蔵の転戦をとおして描かれます。当時、世界最強であったゼロ戦の能力や航空兵の高い戦闘能力、詳細な戦いの解析など、戦闘記ものの好きな人には、こうした面からもお勧めです。物語は、生前の宮部を知る何人かの元軍人の会話で進められますが、戦争経験者でなければ知りえないような話が含まれており、著者の高い取材能力がわかります。

 

宮部のモデルは、おそらく数人の人物の集積であると推察されますが、カミカゼ特攻隊で死んでいった最終章にいたる宮部のモデルは、戦艦ミズーリに突入して損傷を与えた実在の人物と思われます。ハワイの真珠湾では、戦艦ミズーリが現在展示されていますが、特攻機による損傷は現在も確認可能で、この一機の特攻機による展示は、ミズーリの展示のハイライトになっています。特攻隊員の素性、特攻後のミズーリの乗船員がとった人道的な行動、ミズーリが沖縄に与えた甚大な被害がパネル展示で見られ、人によって、様々なメッセージをうけとることができると思われます。この小説に感動された方で、ミズーリの展示に接すれば、それは宮部と実際に対面できて、その生きたメッセージを受け取れる機会であるといえます。

 

この小説のモデルになった人物の記録は、NHKウイークエンドスペシャル「神風特攻隊 ミズーリ突入の軌跡」として、 2001.8.3放送され、現在はYouTubeで見ることができます。こちらはドキュメンタリーなだけに、小説とは違った感動が得られます。小説のファンには是非お勧めです。

 

 

 

 

 

このレビューを書いている現在、私は高校生です。

 

この作品を読んで私は感動したというよりも考えさせられました。特にマスコミに対して考えさせられました。私は常日頃から親や学校の教師たちに新聞を読め・ニュースを見ろと教えられてきました。新聞やニュースをみることによって知識を蓄え、社会に出ても恥ずかしくないようにと今までさんざん言われてきました。

 

 

 

もう一つ、言われることがネットの情報は信用性がないので信じるなということです。たしかにネットは誰でも書き込むことができ事実とは大きく異なることもあります。新聞などの情報媒体に比べても信用性は低いでしょう。しかしネットの情報が信用性が低く、新聞やテレビのニュースの情報が必ず正しいというわけではありません。

 

各社の新聞を見比べるとけっこう主義主張がバラバラです。テレビのニュースも偏向報道が目立ち、利潤を追い求めるためだけに報道しているとしか思えないところがあります。

 

 

 

どの情報媒体の情報が正しいとは言いません。しかし世間では新聞・報道番組は信じれるという風潮が存在しているのは確かです。この風潮を打ち砕かないとマスコミに簡単に騙され扇動されるのではないでしょうか。

 

 

 

この作品を読んで、戦争の悲惨さが改めて分かり二度と戦争を起こしてはならないと強く思いました。そしてそのためには何が必要なのか?一国民として考えていきたいです。そして自分が今まで正しいと思っていたことが本当に正しいのかどうかをしっかりと見極めて生きていきたいです。

 

 

 

この作品に出会えて本当に良かったです。自分をを見つめなおすことができました。

 

 

 

この本はただ特攻隊や戦争の悲惨さについて書かれただけの本ではなく現在のマスコミの問題点についても言及しています。この本を読むことによって現在の日本の報道機関の問題点や彼らが流す情報の信用性への疑問や危険性についても考えさせられることでしょう。映画化も決まっているそうですがただ感動するだけの映画ではなく考えさせられる映画になることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがきにあるように日本がクレイマー社会となり果て、金ばかり要求するみっともなくさもしい時代が到来している。そんなタイミングにこの作品に出会えてよかった。

 

 

 

特攻隊という題材に引きずられることなく、冷静な分析と静かな強い決意に満ちたストーリーに何度も涙した。

 

 

 

内容の素晴らしさはほかのレビューに譲るとして、中でもマスコミに言及した個所に強い共鳴を覚えた。

 

 

 

ペンは剣よりも強し、と豪語しながら、ペンの暴力については不問にし続ける卑怯極まりないジャーナリズム。

 

 

 

ろくでもない質問しか用意できない幼稚さを棚に上げて他者を上段から非難し糾弾する彼らにはうんざりしている。彼らは、戦争を引き起こした一権力集団であった。

 

 

 

軍人を戦犯呼ばわりする資格はない。

 

 

 

 

 

 

 

自らを総括すらできなかったジャーナリストたちはそのまま大きな顔をして戦後社会を破壊させていった。

 

 

 

現代日本にあふれるおかしな定義の「弱者」を作り出したのも彼らだったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

読後、生まれて初めて靖国に出向いてみた。

 

 

 

彼らの残した「遺書の行間」をせめて受け止めたいと思ったのだが、とても受け止められるものではなかった。

 

 

 

ただ、ただ涙して彼らの冥福を祈ることしかできなかった。

 

 

 

生きるとは、過酷なものである。

 

 

 

それは戦争のあるなしには関係がない。どう生きるか。どんな生き方を選ぶか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの頃からわりと戦争に関するノンフィクションを読んできたので、多少の知識はあるつもりでしたが、航空隊の最前線がこれだけ緻密に描かれたものは初めて読みました。フィクションではあるのでしょうが、かなり正確な調査の上で書かれたフィクションなのでしょう。緻密に書かれていると思いますが、百田さんの文章は、気がつくとかなり読み進んでいます。

 

絶対に生きて帰ると言い続けた主人公が最後は特攻で死んでしまう。戦後60年過ぎた今、彼を知る生き残りの元兵士たちの口を通して、それぞれの人の目に写った通りに語られていきます。じわりじわりと浮き上がってくる人物像。しかし、絶対に生きて帰ると言い続けた主人公が、なぜ特攻で死ぬことになったのか、わかるようでなかなかわからない。私は読むスピードがとても遅いのですが、この作品は一気に読めました。読み終わって数日経ちますが、まだ、次の本に手が伸びません。いまだに余韻に浸っています。40代後半の私ですが、人生観が変わりそうなほどの衝撃を受けました。

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アオハライド

 

咲坂先生のコミックスはストロボ・エッジとこれだけ読みました。

 

正直ストロボ~とはちょっと対照的な主人公で私はクールな双葉があまりいないキャラで好きです。

 

お互いに好きという気持ちを押し出すより青春という背景で全体的に恋を盛り上げるっていう感じです

 

ギャグのコマとはなく、自然で王道の青春系とはちょっと違うような気がします。あとは嫌味をするようなキャラがいなくて

 

読んでいて不快になることはないですね。

 

じんわりと青春によって二人の両想いになっていく感じがどうなるかまだまだ気になります。

 

甘酸っぱい青春というか、青春によって恋や友情を掻き立ててくれるような漫画です

 

 

 

 

 

この物語は、青春に乗るという題名通り、凄く青春に重きを置いた漫画です。

 

 中学時代の目をあわせるだけの淡い恋だとか。男に意識されることにより女子から避けられ、わざとガサツにふるまうようになった話だとか。随所随所がリアルで、でも楽しそう。「こういうことあったあった」「こんな青春送りたかった」と思わせてくれます。

 

 一巻では特に、主人公とほかの女の子とのエピソードが多いように感じられました。その女の子たちがとても魅力的。

 

 主人公は真面目で明るく、物事をまっすぐ考えられる子。明日美ちゃんも、口は悪いけど根は悪い子ではなく、リアルでとても可愛い子でした。槙田ちゃんは男の子の前だと緊張して自分を作ってしまう子。よくみられたいと思う相手が男限定なのは不思議ですが、私的にすごく共感のできる子です。

 

 その分、高校時代の洸君はシリアスな部分を隠していて、まだまだ内面がわからない。洸君に対しては魅力不足に思われたので、これから頑張って欲しい。

 

 今後の展開にとても期待ができる漫画です!

 

 

 

 

 

 

 

 

咲坂伊緒先生と言えば前作の『ストロボ・エッジ(全十巻)が、蓮くんに萌え殺されそうになるほど面白かったです。

 

 

 

しかしこの新連載『アオハライド』も、別の切り口から恋愛や友情など少女漫画の定番を描いており、これがまた面白いです。

 

 

 

ヒロインは可愛いことにコンプレックスがあり、男子が苦手な子ですが、自分を持っていて、嫌味がありません。

 

 

 

ヒーローは生意気で、蓮くんよりはキュンキュン来ませんが()0話の中学過去編ではめちゃくちゃ可愛いので、一見の価値あり!

 

 

 

1巻では0話から3話まで収録されており、合間の咲坂先生のコメントも相変わらずほんわかで楽しいです。

 

 

 

ほんわかなのに、それでいて押さえるところは押さえており、キャラクターたちが読者に強く強く感情を伝えてくる。いつの間にか惹かれてしまいます。

 

 

 

別マでは今一番、安定感のある漫画です。今後の展開もかなり期待できます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女子に嫌われないようにガサツに振舞うヒロインが、初恋の人との再会で

 

変わっていく姿にじーんときます。うまくいく事ばかりじゃなくても前向きで、

 

フツフツと力がもらえます。

 

ヒロインの好きな男の子は、再会してみると生意気な感じになっていて、

 

家族のこととかがあるんだと思いますが、この変わりようは一体!? 

 

ときどき、かげりのある表情をするので、いろいろあったのがうかがえます。

 

これから、ていねいに描かれていくんでしょうけれど、気になります。

 

再生の物語で、「なくしてしまったのなら、また作っていけばいい」

 

と強い決意をし、前に進んでいくヒロインの姿が、可愛いだけでなく、

 

さっそうとしていて素敵です。

 

切なさと胸キュンが同居していて、二人の今後が楽しみです。

 

咲坂先生のフリートークも物語と合わせて読んでみて面白いです。

 

気持のよい春の風が運ばれてきたような、さわやかな読後感が残りました

 

おすすめコミックはここから

 

 

 

ウィッチクラフトワークス

 

私はこの先生の作品大好きです!カバー下の細かい設定とかも読んで何回も読んでしまいます。

 

主に火々里さんが多華宮君萌え(燃?)しているのが好きです。

 

ケモミミさん達も(扱いひどいですが)好きです。

 

アニメ化も無事に進んでくれればと思います。

 

 

 

 

 

キャラクターの心情が解りにくく彼らに共感はできません。

 

無駄に細かい設定、様々な魔女たちの装備品、美しい魔法エフェクト、そして鬼無敵なヒロイン。

 

画力と愛がある厨二病をこじらせたワクワクさせてくれる面白いマンガだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな女の人が大好きである。

 

 

 

この漫画の主人公は大きくて綺麗な女の人だ。

 

 

 

したがって、この漫画が大好きだ。

 

 

 

まあ、こういうジャンル好きとして、

 

 

 

お布施としても買う意義ある。

 

 

 

俺は買った。

 

 

 

同士よ、買うべきブツだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初見がアニメで珍しく気に入って

 

 

 

でもアニメマジックだったらと恐々1巻づつ

 

 

 

・・・毎日買い足し気付いたら6巻(現時点最新刊)まで揃ってしまいました。

 

 

 

大人買いしたのと大差が無い・・・

 

 

 

至る所に細かいネタが仕込んであったり

 

 

 

設定も微細に出来ていて

 

 

 

(ネタ補足やらのコメントがカバー外すとでてきます)

 

 

 

シリアスからドタバタから欲張りすぎな程に面白い

 

 

 

キャラクターの行動原理も、どうして?って思うと後でちゃんと腑に落ちる

 

 

 

丁寧なつくりの娯楽漫画

 

 

 

(シリアスパートは6巻で一息ついたようですが

 

 

 

作品世界にまだ謎が一杯!)

 

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ニセコイ

 

最近のジャンプの恋愛物はやたらパンチラや裸の描写が多かったり、ラッキースケベをそこかしこに取り入れるエロさ主体になりがちで正直うんざりしていたこの漫画は主人公とヒロインが互いの家の事情で恋人のふりをする羽目になり、最初は双方いがみ合っていたが一緒にいる内に打ち解け二人の距離が次第に近付いていくといった有りがちなストーリーではあるが、それでもキャラクターの表情や仕草、心境の変化といったちょっとした所も丁寧に描かれていて飽きさせないキャラクターも好感の持てるキャラばかりで見ていて気持ち良いぜひ読んで欲しい漫画です

 

 

 

 

 

所々にラフ画がちりばめてあるこの一冊

 

巻頭の一枚は特に気に入りました

 

これだけで単行本買って良かったと思いましたね

 

表紙も3人の関係性が見えて面白いです

 

内容についてはまぁベタです

 

ベッタベタです

 

最近のジャンプだとこんなにベタなラブコメは見掛けませんから丁度良かったりするのかもしれません

 

本誌でも他の新連載陣よりも好調な掲載順なので比較的読者に受け入れられているのでは?

 

同期の某漫画は打ち切られましたがこちらは中堅をキープしております

 

個人的にはラブコメ要素よりギャグ要素のが楽しみ

 

並のギャグ漫画より笑わせて頂いてます

 

一巻だと調理実習回でのデフォルメされた例の3コマなんかは素晴らしい出来です

 

勿論ストーリーの方もどう転がしていくのか非常に楽しみな所でもありますが

 

はたして

 

 

 

今、個人的ジャンプ作品の中でのNo.1が単行本化!

 

読み切りの頃から好きでようやく連載が始まり絵、内容が読み切りの頃よりも良くなっていてさらに好きになりました。

 

ジャンプではめずらしくエロなしで純粋にラブコメを楽しめるものです。

 

おまけの四コマ漫画も面白かったです。

 

これは買っても損しない漫画と言っても過言ではないかと思います。

 

はやく2巻がほしいです。

 

 

 

 

 

ジャンプで連載が始まったベッタベタなラブコメの第1巻。

 

ツンツン系の暴力的な女の子、桐崎千棘とお互いの家庭の事情から恋人同士を演じなくてはならなくなった主人公、一条楽。

 

楽は「小さい頃約束を交わした女の子」との再会を望みつつも中学から(?)の同級生、小野寺小咲に密かな想いを寄せているが。。。

 

はてさて「この三人はどうなるんだろう」、また、「約束の女の子は誰なんだろう」というのがテーマの漫画である。

 

ドタバタなギャグありラブコメが好きな人にはオススメできる一冊。

 

何よりキャラクターの表情変化が可愛くて面白い!(特に小野寺)

 

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ダイヤのA

 

リアルという評価が多いですが、読み進めていくとやはり漫画的設定はちらほら見受けられます。

 

轟雷市の設定とかありえませんし(読めばわかる)、1年坊主が上級生にタメ語を使えるわけもない。

 

それでも読んでいて「ずこーっ」とならないのは、バッテリー間のやり取りがとても丁寧だからでしょうか。

 

どのタイミングでどんな変化球を使うか、どんなコースを突くか。11球丁寧に描かれます。

 

守備位置でのプレッシャーのかけ方、バッターのバッテリーへのプレッシャーのかけ方。これらもとても丁寧に表現されています。

 

引っくり返すと、丁寧すぎて話の進みが滅茶苦茶遅いです(いつまで1年やるんだ……)。これが、この漫画の最大の難点かな。

 

今のところ星をマイナスするほどのドン引き要因が見当たらないので、星は5つで。

 

もう一度書きますが、決して「リアル」な野球を描いた漫画ではありません。でも、リアルに近いものが楽しめる……と思います。

 

特に、野球の醍醐味はバッテリー間の配球にあると思う人は是非読んでみて下さい。

 

今迄読んだスポーツ漫画の中で、2番目に面白い作品でした(1番は、某サッカー漫画です)。

 

良く出来ている熱血野球漫画です。この面白さが最終巻まで続いて欲しいな。

 

 

 

 

 

前々から書店で見かけてて気になってたんですが、購入はしぶってました。

 

やっぱりスポーツの漫画って、女子にはしっくり(?)こないものもあったりするものなんで…。そんな考えは私だけかもしれませんが。

 

それで結局、ココのレビュー好評だったんで、買ってみることにしたんです。

 

自分の高校の野球部が甲子園に近い位置にあったのもきっかけになったんですけど。。

 

いや、本気で買ってよかったと思います!

 

人によっては、そんなに評価良くない方もいらっしゃるようですが(やっぱり好みですしね。)、一冊読んだあとの興奮がたまりません!本気でドッキドッキします!!()

 

特に今までプロ野球選手の試合とか、甲子園とか興味があったわけでもない。

 

ただ、自分の学校の野球部の全校応援に行ったぐらい。

 

ルールなんて、当たり前に詳しくない。(一般常識程度ならありますけど…)

 

それどころか、スポーツ漫画を手に取ったこともない。

 

そんな人間でも充分、楽しめました!

 

絵にこだわる人でも大丈夫だと思います。

 

女子には、ちょっと野球に関心をむける、そんなきっかけになるかもしれません。

 

まずは一巻、手にとってみてはいかがでしょう?

 

 

 

スペシャルすぎる人物も技も出ないまじめな野球漫画である能力に特化した田舎のエースが名門校にスカウトされて苦悩する甲子園に出る厳しさと初心者でも読みやすいように基本的にルールの理解も危うい主人公が成長しながら

 

色々と学んでいく姿は素晴らしい書き方しかし名門校に入った主人公の苦悩や

 

甲子園に出るまでの様々な難関も描き玄人も読み応えがある。

 

今連載中の野球漫画ではNO1の作品主人公の性格もとっつきやすく応援したくなるし周りのキャラもそれぞれ個性的で楽しいこれから彼らの活躍が楽しみでしかたがありません!

 

最終巻まで付き合います

 

 

 

 

 

20巻以上出てる少年野球漫画がふと目に入った。長い事少年スポーツ漫画には興味を失っていたが、一読して驚いた。これは自分が理想としていた少年野球漫画に限りなく近い。

 

少年野球漫画の体を成しているがこれほどリアルな野球描写をしているマンガは初めてである。

 

公式戦の描写で試合実況調の吹き出しが無い。これは今まで野球マンガに対して感じていた

 

個人的は不満を解消してくれた。5年間甲子園から遠ざかっている野球名門校という設定も良い。

 

PL学園みたいな寮生活がリアルに描かれている。ケガに潰される球児とか台湾から語学留学で日本に来た進学校の球児とか名門私学の選手層の分厚さに圧倒される都立校とか借金まみれの原親子みたいな連中とか野球が突出してうますぎて田舎で孤立していた一年生とかベスト8目前で足元をすくわれる超名門校などなどリアルなエピソードが全編にちりばめられている。

 

一年生降谷は帝京の伊藤を彷彿とさせる。伊藤は一年生の時148'`のストレートを投げて驚かせたがその後完全に伸び悩んだ。降谷はどうなるのだろう?突出した才能で中学時代に孤立していたエピソードはうますぎていじめられていたという桑田真澄を彷彿とさせる。

 

主人公の沢村は少年漫画のステレオタイプ的キャラだが投球フォームは明らかにSBの和田がモデルだろう。試合展開などは経験者でないと描けないリアルな描写が続き、延々と試合を描き続けるつまらない少年漫画的描写とは一線を画している。それゆえ野球の知らない人にはついていけない部分も多々ある。長々と書いてしまったがとにかく一押しの野球マンガだ。

 

ちなみに自分の好きなキャラはクリス先輩だ。

 

付け加えると高校球児がしている異様な髪型すなわち丸坊主でないのも爽やかでいい。

 

全員丸坊主の高校野球というのはどう見ても高校生らしくないし危険だと思う。

 

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